青汁の過剰摂取は止めよう

青汁は、今若い世代の方にも愛飲者が増えている飲み物です。
青汁=健康というイメージが強いので、つい飲みすぎてしまいます。
しかし、青汁の過剰摂取は絶対にダメです。
その理由は、青汁の過剰摂取による副作用。

青汁の過剰摂取による副作用はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な副作用が、下痢です。
青汁には食物繊維がとても多く含まれているので、飲み過ぎると下痢になりやすくなります。
腸が弱い方、若い方は特に注意が必要です。
食物繊維を多く摂取すると、下痢以外にも問題があります。
それは、食物繊維が体に必要なミネラルを体外に排出してしまうということです。

食物繊維をたくさん摂ったら、お腹がスッキリしてダイエットに良い印象がありますが、食物繊維の過剰摂取は危険だということを覚えておきましょう。

逆に、青汁の過剰摂取で便秘になるという方もいらっしゃいます。
その原因は、青汁の効果で消化が良くなりすぎたからです。
または、飲んでいる青汁に原因がある場合も。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があるのですが、不溶性食物繊維が多く含まれている原料をメインとした青汁を過剰に飲むと便秘になってしまうんです。
対策としては、一種類だけではなく数種類の原料を使っている青汁を飲むことをオススメします。
青汁を飲んで便秘になる場合には、もともと腸の動きが良くない体質である可能性も考えられます。

人工透析を受けている方、腎臓が弱い方は、青汁に含まれるカリウムの影響を受けてしまいます。
腎臓が弱っているとカリウムを排出できにくくなるので、高カリウム血症になるリスクが高まってしまうのです。
人工透析を受けている方や腎臓が弱い方は、青汁を飲む前に主治医と相談するようにしてください。

青汁の過剰摂取による副作用は、人それぞれです。
副作用が出やすい方もいればそうでない方もいらっしゃいます。
いろんなタイプの方がいらっしゃいますが、一貫していえることは「適量を守って飲むこと」です!